BITASIKA
〜African Jazz&Pop〜




「ビタシカ」とはコンゴの言葉リンガラ語で「新しい味覚」を意味する。全ての音楽のルーツであるアフリカの伝統音楽にそこから派生し手世界各地に伝播したルンバやレゲエ、ファンクなどの黒いビートを再び呼び戻し、更にアジアのフィーリングも取り入れてアフリカ人の手によって混ぜ合わせ、再び活き活きとした躍動感あふれる音に再構築した。
バンドは1986年に来日し、日本にアフリカ音楽ブームの端緒を開いたB.B.モフラン率いる「VUNDUMUNA/ヴンドゥムーナ」を母体に1987年2月に結成された。その音楽性の高さとともに、各メンバーが様々な国籍や音楽的バッククグラウンドを持つことから、究極の国際交流を体現するバンドとして全国のイベントやジャズフェス、1300校を超える小・中・高校などにおける芸術観賞会コンサートなどで活躍している。
「政治の世界では難しいけれど、音楽なら国境や民族を越えて融合して喜びや心を分かち合える」とのモフランのメッセージを乗せ、アフリカ伝統のパーカッションのポリリズムの力強さ、美しいハーモニーのコーラス、グルーヴィなビートを奏でるベースやドラム、サックス、美しくもパワフルなアフリカンダンスなど、個性あふれるメンバーのパフォーマンスに観客はいつしか引き込まれ、全ての人間と音楽のルーツ、アフリカとその魂の鼓動を感じるだろう。

DISCOGRAPHY:「VUNDA VUNDA」2001年 キングレコード KICP-785
「3-5-2-2」2003年 ポリスター MTCJ-1042
現在2007年リリース予定の最新アルバム製作中。

SANGO NINI?(SONY CM使用曲),AFRICA YE (第一興商本人出演CM使用曲)ほかアフリカンポップ。
SUKIYAKI、ソーラン節など日本の曲。
St,THOMAS,SPAINなどジャズのスタンダードとオリジナル曲によるアフリカンジャズ。
REPERTORY:アフリカ伝統のポリリズムのアンサンブルからアフリカンポップ、更に新しいテイスト「アフリカンジャズ」まで。

MEMBER PROFILE
B.B.モフラン:リーダー。キーボード・パーカッション・ボーカル・作詞作曲。
 コンゴRD出身。1983年初来日、渡辺貞夫と共演し絶賛をあびる。1986年に日本に活動の拠点を移し「ヴンドゥムーナ」「ビタシカ」「ジャンボ」のリーダーとして全国のイベント、ライブ、TV,CM,出演など幅広い活躍を続ける。1998年より劇団四季のミュージカル「ライオンキング」初代パーカッショニストとして出演。
主な共演者に坂田明、山下洋輔、上妻宏光、RAG FAIRほか多数のジャズ、邦楽、ポップスのアーティスト。
TV,CM出演・音楽提供はNHK教育「スーパーえいごりアン」、CX系「ラグ&ピース」、JTルーツ「タンザニアン・ブルー」、花王「ヘルシア緑茶」他多数。

ダウディ・ジョセフ:ギター・パーカッション・ボーカル。タンザニア出身。音楽のキャリアを父の主宰するペンテコステ派教会でのゴスペルのギター、コーラスから開始。ケニアでの活動を経て来日。アフリカントラッド、レゲエ、ジャズと演奏の幅を広げている。

エドーシャ:パーカッション・ボーカル。コンゴRD出身。「ルンバライ」のドラマーとして アフリカ、フランスで活躍。

エイジロウ:ベース。ファンク、ジャズなどを経て音楽のルーツであるアフリカ音楽に出会う。アフリカンビートを理解し表現できる日本人プレイヤーとして稀有な存在。

JUN:ドラムス。ロック、ジャズを学び、18才の時モフランと「ヴンドゥムーナ」と出会う。ローディとして日々を共にし、アフリカンビートの多くを体得。アフリカ人メンバーらの良き理解者である。

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